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2016.04.25 Monday

Abe Nyubo 2015-2016

Abe Nyubo 2015-2016 PDF date, Uploaded.

https://drive.google.com/file/d/0B4tRfjlCBJYRTzZENWlteTZpUmc/view?usp=sharing

2016.04.13 Wednesday

真鶴まちなーれ2016

海の底に手を伸ばす、見えないものに触れるために
阿部乳坊÷伊藤昌稚(海洋学者)
2016
木に着彩、海中の音
真鶴まちなーれ2016, 真鶴町, 神奈川県, 日本

Reaching out the seabed for touching invisibility.
ABE Nyubo ÷ ITO Masanori [ Oceanography researchers]
2016/ wood, acrylic paint, sound of seabed
in “Manazuru machinele 2016” Manazuru, Kanagawa, Japan

真鶴まちなーれ2016公式ブログ








阿部乳坊を伊藤昌稚で除するとはどういう意味なのでしょうか?またそこから見えてくるものとは何ですか?

 海洋研究者の伊藤とは高校生の時、部活動のバレー部で出会いました。彼は能生という港町で育ち、現在海洋研究に携わっています。未来のためにできることがあるとすれば、今の地球がどうなっているかを知ることではないかと彼は言います。
 今回のグループ名である”阿部乳坊÷伊藤昌稚”。私たちの関係は”×カケル”という接続ではありません。魔法がかかって突然増えることはありません。”÷ワル”という形での接続を試みたいと思います。”÷ワル”ということは分析すること、分けること、そして分かること。につながってゆきます。
 現代、技術の進歩によって、私たちは簡単に無数の情報にアクセスすることが可能になりました。その反面、巷に溢れる雑多な情報は、事実と異なったり、信憑性に欠けるものも多く、世界はどこか陰鬱です。私たちが物事を判断するために必要な情報や知識は、まるで光の届かない深海に沈んでいってしまったようにも感じます。
 今回は、真鶴において身近な存在である海に着目した作品を制作します。この海とは、普段目にする海の表層や海岸ではなく、その下の世界を意味します。私たちは、海の底に向かって手を伸ばす試みをしてみたいと考えています。
 真鶴という土地で阿部乳坊が海洋研究者の伊藤昌稚に除されることで何がわかってくるのか。何のために私たちは知りたいのか。分けたいのか。分かりたいのか。知らなければならないのか。見えない海の底、海の流れに手探りでアナログで触れていこうと思います。


阿部さんは前回に続き、二度目の出展になります。再び真鶴を訪れて何か感じるものはありますか?

 前回は真鶴の街が見渡せる、ここしかない場所といえる所をお借りして「漁師の黄色い網干し小屋」という作品を制作しました。漁師さんが海から帰ってきて、漁で使った網を直したり、干したりすることを目的に建てられた小屋は、私にとって喉から手が出るような憧れの風景に映りました。彼らがそこで一服しながら海を眺めている姿や、その風景は何事にも代えがたい贅沢な瞬間だと思ったからです。そこで私なりの方法、見方で偽物(フェイク)ではありましたがその気分だけを抽出して、黄色い天井の低い小屋が完成しました。
 作品ができたのは真鶴の方々の優しさ、真剣さ、スパイス程度のぶっきらぼうさのおかげです。本当に多くの町民の方々に支えられ、助けていただき、町を愛する皆さんの熱量で作品はできたんだと実感した第一回目のプロジェクトでした。
 そして久しぶり真鶴に帰ってきましたら、その熱量が上がってきているんじゃないかと、少し怖くなりました。今回は草柳商店さんの蔵をお借りして作品を展示します。お金ができたら本気で真鶴に家を建てようかなと思っています。できるかな。真鶴に来て考えていることは夢なのか、はたまた現実に成りうるのか。真鶴なら何かできそうになってくるのは、私が草柳商店でイイチコの真鶴レモンお湯割りを飲みすぎたからでしょうか。

編・平井 宏典 まちなーれディレクター



見えない海の底、見えない町の風景

深夜、東名高速道路。
「初めての真鶴、どんな町なんだろう。どんな人たちがいるんだろう。」
真鶴に向けて車を走らせながらそんなことを考えていました。

普段僕は、人が見ることのできない深さの海の研究をしています。具体的には、数千メートルの深さの海の水をとってきて、その中にどんな物質がどれだけ溶けているのかを測定し、またそれらがどのような関係をもっているのかを解析しながら、その海が今現在どうゆう風になっているのかやそこで起こったこと、今後どうなることが予想されるのかを考えています。いわゆる科学というアプローチで海に関わっています。もうちょっとマニアックな話をすると、生元素と呼ばれる生物活動に関わる元素の兄弟=同位体の比を1/1000〜1/1000000の精度で測って微細な生物の活動や、水の時空間的な変化を定量しています。ある先生はこの同位体を虫眼鏡に例えていますが、この虫眼鏡を使ってみて初めて見えることがたくさんあります。地球温暖化に代表されるような現代の僕たちに課されている問題の解決も、A→Bというような思考ではなく、様々な角度と深さからの「見る」という行為が重要なのではないかと思います。

町もそれとよく似ていて、どんな人が住んでいて、どうゆう関係を持って生活しているのか、はその町を理解するのには重要なヒントになります。旧友との再会でちょっと深い時間までお酒を飲んだ次の朝は真鶴を漁港のほうまで道案内がてら散歩しました。印象的だったのは、急斜面に立ち並ぶ家々の距離感、対向車の顔を気遣いながらすれ違う道幅、裏道ですれ違う住民の方々や網の手入れをする漁師さんでした。見晴らしのいい場所からは、視野に収まりきらないほどのパノラマな海。風にのってやってくる潮の香りに鼻腔を刺激されると、元々が港町生まれの山育ちだからなのか、どこか新鮮味のある懐かしさを感じました。

海も町も小さな欠片やそこで育まれる生命が形作る構造体であるからこそ、その美しさはその時その場を表現するのでしょう。今回の作品は海の深さを表現したいのだと、乳坊は話してくれました。普段目にする風景からは見えない深い海の底に触れていただければと思います。きっと彼の作品から抜け出したあとの町並みには新しい発見があるやもしれません。住み慣れた町の風景は愛着に、そして使い慣れた道具の錆は誇りとも言えます。今回はアートという見方を通して、手前味噌ではありますが、真鶴町を感じていただければと思います。

ま、まずはお茶でも飲みながらお話でも。

2016年2月27日
海洋学者 伊藤 昌稚 



面白い音が真鶴の海には響いている。

2016年2月26日午前10時ごろ、真鶴港近くの三石というしめ縄のかかっている岩山付近の海上にて。素潜りで漁をする漁師さんの舟の上、縦約6m、横約2mほどの大きさ。そこで私は海の中に家電量販店で販売されているICレコーダーをたらして、海中の音を録音することを試みていました。ICレコーダーはこれもスーパーなどで買える某メーカーのビニールバッグで何重にも包み、海水が入ってしまったら壊れてしまうんだろうな、嫌だなあと恐る恐る慎重に作業は進みました。

 その日はとても心地よい春の始まりを告げるかのような太陽と風がありました。しかし海上では激しくも穏やかでもない絶妙なうねりが待っていました。そのうねりは私を船酔いへと瞬時に導いてくれました。舟に乗る前は少しの緊張とどんな音がとれるのかという期待がありました。それは舟が漁場につき、約5分ほどで消え失せ、ただただ吐き気の波が始まりました。思考は断絶され、身体と向き合う時間が約一時間半ほど続きました。早く陸に帰りたい。今回は写真撮影などのお手伝いの友人のおかげでなんとか録音を終え、ICレコーダーも無事帰還。漁師さんも海中での仕事を終え、舟に戻ってきました。

 漁師さんの第一声は「なんか面白い音鳴ってたでしょ?」でした。もちろん海中の音は私たちには聞こえているはずもなく「?」まだ録音した音を最後まで聞いていなかった私たちは「何ですか?そのピピーという音は?」と質問しました。「トンビの子供の声だっていう人もいるし、サメ除けだっていう人もいるよね。」「何の音なのかわからないんですか?」「何の音だろうね。」

2016年3月2日。海に詳しい方たち数人にお話を伺ってみましたが、未だに音の正体は分かっていません。

阿部 乳坊
2016.04.13 Wednesday

Abe Nyubo woks list 2013-2015

Please download it!

You can check my works list 2013-2015 in group exhibition.


https://drive.google.com/file/d/0B4tRfjlCBJYRVFZOSEUtai1YVG8/view



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2012.01.06 Friday

2011年の記録。



自刻像:変態動物:ケンタウロス
self portrait : Shape shifter : Centaur
2011
wood
Tokyo Wonder Site Hongo,Hongo,Japan
2012.01.06 Friday

目標は二つ持とう!一つは到底できない事。一つは明日できること。



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